2020/09/25 16:40



菩提酸茶は乳酸菌による後発酵茶で、最大の特徴は爽やかな強い酸味です。急須を使用し、酸味を生かしたお茶を淹れてみます。
(1)急須に湯を注ぎ十分に温めてから湯を捨てます。
(2)急須に菩提酸茶2gを入れ、熱湯100ccを注ぎ蓋をします。
(3)3分待ってから茶海等に注ぎます。
湯色はうっすらと黄色く色が付く程度で濁りはありません。
口に含んだ瞬間は寒茶特有の甘さが感じられ穏やかな印象を持ちますが、その後「しぼりたての柑橘果汁」のような爽やかな酸味が口に広がります。初めての方はこの果汁のような強い酸味に驚かれることでしょう。
二煎目、三煎と進むにつれて酸味は薄れ、湯色は黄色味を増し、晩茶の香味が戻ってきます。
4~5煎まで味の変化が楽しめます。